アジア湿地シンポジウム(AWS)は、政策立案者、湿地管理者、NGO、資金供与機関、保全推進者、学者、研究者、実践者、学生など多様なグループが、アジアの湿地の保全、持続可能な管理、賢明な利用に関するお互いの知識、知恵、実践的な経験を共有し、学ぶ機会を提供する場(フォーラム)です。
第1回会議が1992年10月に大津市と釧路市で開催されて以来、AWSはマレーシア、インド、ベトナム、中国、カンボジアで開催され、今回は第8回目となります。2017年は第1回AWSから25年の節目にあたります。この機会に、過去四半世紀にわたるアジアの湿地の保全と賢明な利用の歩みを見直し、現状を見極め、そしてこれからの四半世紀、さらにその後の湿地生態系の持続可能な管理をどのように達成するかについて、活発な議論が交わされることを期待します。